巨人・丸佳浩から見た田中将大 ファームの実戦形式で対戦「もったいないくらいの、最高の練習ができた」

2025年5月11日(日)5時30分 スポーツ報知

いい当たりの打球を放ち、笑顔の丸

 右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷でリハビリ中の巨人・丸佳浩外野手(36)が10日、G球場の室内で負傷後初の実戦形式のフリー打撃に臨み2軍調整中の田中将と対戦。8打席で安打性の当たりは1本だったが「もう少し変化球に反応できないかなと思っていた。ある程度スイングもできて、意外と良かった」と充実感をにじませた。

 もともとライブBPを行わずに2軍に合流する方針だったが、右腕の登板を聞いて予定を変えた。小林と交互に打席に立ち「コントロールのいい投手だからね。もったいないくらいの、最高の練習ができた」。あいにくの雨で室内練習場での対戦となったが、好投手相手に感覚を確かめた。

 「意外と対戦経験がないんだよね」というマー君との直接対決は、広島在籍時の11年のセ・パ交流戦で、2試合で6打数1安打2三振。巨人移籍後は21、22、23年のオープン戦で対戦し、5打数2安打1本塁打2四球。日米通算198勝を挙げている右腕は、願ってもない練習相手だった。

 負傷から「8週目」での実戦復帰を目標に、慎重にリハビリを進めてきた背番号8は、順調なら17日のイースタン・オイシックス戦(Gタウン)で復帰する可能性が高い。1軍は主砲・岡本が左肘靱帯(じんたい)損傷で長期離脱。外野手は若林が奮闘しているものの、右翼・キャベッジを除き固定できていない。危機的状況のチームにとって、通算1842安打のベテランの復帰は明るい材料になる。(加藤 翔平)

スポーツ報知

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