広島・新井監督 13日巨人戦で秋山&モンテロのW昇格明言 頼れる中軸帰ってくる

2025年5月12日(月)5時0分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 広島2-4DeNA(2025年5月11日 横浜)

 広島の秋山翔吾外野手(37)とエレフリス・モンテロ内野手(26)が、あす13日の巨人戦(マツダ)から1軍復帰することが決まった。2—4で敗れた11日のDeNA戦(横浜)後、新井貴浩監督(48)が明言した。秋山は右足首の故障、モンテロは左脇腹痛で離脱していた。前回巨人戦は敵地で3連敗を喫しただけに、陣容を整えて雪辱を期す。加えて16日からは首位・阪神との直接対決も控えるだけに、頼もしい存在になりそうだ。

 頼れる中軸の1軍復帰が決まった。3カードぶりの負け越しが決まった11日のDeNA戦後、新井監督が「秋山とモンテロが火曜日(13日)から上がる。(2軍からの)報告を聞いているので」と明言。磯村、田村との入れ替えを合わせて明かした。

 秋山は、3月28日からの開幕・阪神戦(マツダ)で打率・444と好スタートを切りながら、30日の3戦目に走塁でベースを踏み違え、右足首を痛めて途中交代。31日に広島市内の病院で「右足関節外側じん帯損傷」と診断され、4月1日に出場選手登録を外れた。

 実戦復帰は5月4日のウエスタン・リーグ阪神戦。「3番・中堅」で先発して2打数2安打と存在感を発揮し、以降5試合で11打数4安打、打率・364とさすがのバットコントロールを披露する。復帰へ向け、前日10日には「代打が手薄なら代打からというのもあるだろうけど、僕は今まで守りながら試合に出ていたので、そこを求めて準備しています」と意気込んでいた。

 モンテロのアクシデントも3月30日の阪神戦で起きた。7回の第4打席でファウルした際に左脇腹を痛めて途中交代。31日に市内の病院で「左内腹斜筋肉離れ」と診断され、同日のうちに出場選手登録を抹消された。

 こちらは10日のウエスタン・リーグ中日戦で「2番・DH」として実戦復帰。11日の同カードでは一塁守備にも就き、6回の第3打席では松木平から左越えにソロ本塁打を放った。ファビアンの活躍に刺激を受けており、復帰に向けて意気軒高だった。

 「問題なく、いい感覚でできた。彼(ファビアン)が活躍していてうれしい。自分も1軍で彼と一緒に戦い、チームの力になれるように頑張りたい」

 開幕早々に主力を複数欠いても、チームは首位・阪神に2・5ゲーム差と健闘する。あす13日からは前回3連敗のリベンジを期す巨人3連戦、週末16日からは敵地で虎との直接対決3連戦が組まれているだけに、中軸2人の復帰は心強い。(江尾 卓也)

スポーツニッポン

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