巨人・田中将大、実戦形式のシート打撃で丸らと対決「感想を聞くことができた。すごいプラスだった」
2025年5月11日(日)5時30分 スポーツ報知
シート打撃で力投する田中将大(カメラ・中島 傑)
2軍調整中の巨人・田中将大投手(36)が10日、G球場の室内で降格後初となる実戦形式のシート打撃に登板。実戦復帰を目指す1学年下の丸、小林と計17打席対決し、安打性2本の内容でまとめた。カットボール、ツーシームなどを意識的に低く集め「あれだけ1軍を経験している丸、誠司から『どういう感じに見える』だったり感想を聞くことができた。すごいプラスだった」と全56球にうなずいた。
1軍では直近2戦連続で3回までにKO。制球力改善に向けた下半身強化、フォーム修正に励む日々だ。「(次の2軍)ゲームまで少し間隔が空くので1回打者相手に投げておきたかった。いろいろ考え、現状も踏まえて(投げ方を)セット一つに絞るとやることが減るわけで」と、この日は通常のノーワインドアップを封印し、動きの少ないセットポジションで感覚を試した。「自分を向上させていく。常々それを考えてやっている」。残り2と迫る日米通算200勝へ、今は焦らず歩を進める。(堀内 啓太)