日本ハム宮西「今も投げられることに感謝」 6月に40歳の鉄腕、史上最長タイの879試合連続救援登板
2025年5月10日(土)18時16分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム8—7楽天(2025年5月10日 エスコンF)
日本ハムは10日の楽天戦(エスコンF)に勝利し、引き分けを挟んで今季4度目の3連勝を飾った。8—7と1点差に詰め寄られた6回2死二塁の場面で宮西尚生投手(39)が4番手として登板。01〜18年に中日の岩瀬仁紀がマークした879試合の最多連続救援登板のプロ野球記録に並んだ。
来月2日に40歳の誕生日を迎える日本ハム・宮西は08年のプロ初登板からリリーフ一筋。試合後のお立ち台では「先発もやりたかったですよ」と明かし、本拠のファンを沸かせた。
1点差の6回2死二塁で登板した場面を振り返り「(斎藤)友貴哉、何してんねんという感じだった」とおどけた。打者は楽天のドラ1ルーキー・宗山。「本当に良い打者。一球もミスは許されないと腹をくくって投げた」と、127キロのスライダーで3球三振に抑えガッツポーズで雄叫びを上げた。
岩瀬に並ぶ史上最長の879試合連続救援登板を達成。「ルーキーの頃からしっかり育ててもらって、今も投げられることに感謝している」と胸を張った。