楽天・宗山塁 母の日に語る感謝の思い 気が強くない お酒も強くない 性格似ている母に恩返しを

2025年5月11日(日)5時30分 スポーツニッポン

 お母さん、いつもありがとう——。11日は「母の日」。開幕から奮戦する楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)が母・香代さん(54)との思い出や感謝を語った。

 いつからか、お母さんと呼ぶようになりましたけど、小さい頃は甘えん坊でママと呼んでいました。父が厳しかった分、お母さんは優しかった。小学生の頃は学校でちょっとしたイタズラをして父に怒られて、お母さんに慰めてもらうみたいなこともありました。

 怒られた記憶はあまりないですけど、感謝の大切さは教えられました。小学生の頃、毎日お弁当箱を洗ってもらっていたのに、ちゃんとお礼を言っていなくて“当たり前じゃないよ”と。それからは、しっかり“毎日ありがとう、お願いします”と言えるようになりました。

 自分の性格はけっこうお母さんに似ていると思います。お互い、そんなに気も強くないですし、お酒が全然飲めません。中学生の頃、いつもの父ではなく、お母さんに練習の送り迎えをしてもらっていました。道が分からず、ガソリンが切れそうになって焦ったのを覚えています。でも、自分もあまり道を覚えられないので、やっぱり似ているのかな。

 お母さんは明るいし、父も結構しゃべるので、買い物に行くときの車の中とか、ずっとしゃべっていました。趣味は僕の野球を見ることと音楽を聴くことかな。昔はSMAPが好きで、姉とは一緒に嵐のライブに行ったり、家では僕も一緒に聴いてましたね。成人式の時にお母さんに初めてスーツを買ってもらったときはうれしくて、よく覚えています。

 今も連絡は取ります。“この日、試合見に行くよ”とか、ホームランを打った時に“見られてよかったよ。おめでとう”という感じです。“ケガさえせずにやってくれれば”といつも言われます。それに加えて、試合で活躍している姿を見せて恩返ししていきたいです。 (東北楽天ゴールデンイーグルス内野手)

スポーツニッポン

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