鈴木誠也が先制打含む2安打!3戦無安打から復調の兆し 左翼で今季初先発 カブス連敗3でストップ

2025年5月11日(日)11時16分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス6—5メッツ(2025年5月10日 ニューヨーク)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)が10日(日本時間11日)、敵地でのメッツ戦に「3番・左翼」で先発出場。第1打席で先制打を放つなど、5打数2安打で8試合ぶりにマルチ安打をマークし、チームの連敗ストップに貢献した。

 初回、先頭・クローアームストロングが中前打で出塁すると、次打者・タッカーは四球を選び無死一、三塁で第1打席を迎えた。メッツ先発右腕・メギルの速球を捉え、二遊間を破る中前適時打。15打席ぶりの安打が貴重な先制打となり、ベース上で安堵した。

 さらに3回の第2打席では左翼線へ二塁打を放ち、早々とマルチ安打をマークした。5回の第3打席は空振り三振、8回の第4打席は三ゴロ、9回の第5打席も空振り三振だった。

 鈴木は1日(日本時間2日)のパイレーツ戦で今季2度目となる2打席連続アーチを記録し、2桁本塁打に王手をかけたものの、その後は不振。前日9日(同10日)まで3試合連続ノーヒット、直近5試合でも22打数1安打で、打率を.245まで下げていた。マルチ安打はこのパイレーツ戦以来となった。

 また、この日は今季初めて左翼でスタメン出場。守備機会は多くはなかったが、6回にバティのライナー性の打球を問題なく捕球。8回にはファウルフライを追って、フェンスにぶつかりそうになるなどハッスルプレーを見せた。

 チームは初回に鈴木の先制打をきっかけに2点を奪うと、3回にも二塁打で出塁した鈴木を次打者・ブッシュが中前適時打で生還させ加点。4回にはスワンソンに8号ソロが飛び出しリードを広げた。4—3の8回には2死満塁からアマヤが2点打を放ち、試合を決定付けた。

 投げてはこの日、3Aから初昇格したホートンが2回から2番手でメジャー初登板。バティに3ランを浴びたものの4回4安打3失点、5奪三振と粘投し、初勝利。先発の柱・今永が負傷者リスト(IL)入りしている中で明るい話題を届けた。チームは8回に1点差に迫られたものの逃げ切って連敗を3で止めた。

スポーツニッポン

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