【リーグワン】埼玉・坂手主将「勝って勢いに乗るチームと戦うのは難しい」王座奪還へまずは準決勝に集中

2025年5月14日(水)16時26分 スポーツニッポン

 ラグビー・リーグワンのプレーオフ(PO)に向けた会見が14日、都内で行われた。準決勝から登場する上位2チームの主将が出席。BL東京のNo・8リーチ・マイケル(36)と埼玉のHO坂手淳史(31)がそれぞれ意気込みを語った。

 昨年までは上位4チームが進出していたPOに、今年は上位6チームが出場。BL東京と埼玉はともに、準々決勝の勝利チームを迎え撃つ立場となる。レギュラーシーズン2位の埼玉・坂手主将は「準備期間の1週間を休息に充てられるのは大きなアドバンテージになる。そこを有効に使いながらコンディションを良くして準決勝を迎えたい」と利点を挙げながら抱負を述べた。

 準決勝の対戦相手は、東京ベイ(3位)—東京SG(6位)戦(18日、花園)の勝った方。両チームとは直近の第17、18節で対戦している。坂手主将は「アグレッシブ・アタッキング・ラグビーのサンゴリアスさん(東京SG)と、フィジカルの強いスピアーズさん(東京ベイ)。お互いの色がどうぶつかるか楽しみにしている。どちらが上がってきても強敵」と警戒。「勝って勢いに乗ってくるチームと戦うのは難しいと思う。試合のスタートに合わせて自分たちが超えていけるかが大事になってくるので、その心構えやメンタルも含めて準備したい。まずは準決勝にフォーカスしたい」と気を引き締めた。

 BL東京には昨年決勝で敗れており、今季は2度対戦して1敗1分け。「悔しい思いをしたので勝ちたい思いはある。今年のチームの良さがあって成長を感じているので、それを表現できれば」。3季ぶりの王座奪還を見据え、雪辱への思いを強めた。BL東京で特に注意する選手は、元ニュージーランド代表のSOリッチー・モウンガ(30)。「ゲームのコントロールで力を発揮しているし、POの戦い方を一番知っていると思う」と警戒した。

 主力選手がケガで複数人離脱した時期もあったが、選手層の厚さで補って戦い抜いてきた今季。坂手主将は「若い選手が躍動してくれて良いシーズンになっている」と振り返り、特に成長した選手についてはSO山沢京平(26)を挙げ「チームをうまくコントロールしている。アタックのタクトの振り方は試合をするにつれて良さを増しているし自信があるのも感じる。1年間よく頑張ってくれている」と評価した。

スポーツニッポン

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