メッツ・千賀滉大、ピンチで3者連続三振…被安打6・1失点の粘りの投球で先発の役割果たす

2025年5月14日(水)11時32分 読売新聞

パイレーツ戦で先発した千賀=AP

 【ニューヨーク=平沢祐】米大リーグは13日、各地で行われ、パイレーツ戦に先発したメッツの千賀は5回2/3を投げて6安打1失点で、勝ち負けは付かなかった。チームは2—1で勝った。

 メッツの千賀はシンプルな思考でいる。「とにかく1点でも(失点を)少なく投げることが大事」。本拠地のマウンドでその思いをしっかりと体現した。

 立ち上がりの三者凡退から一転、二回以降はピンチの連続で、5イニング続けて三塁まで走者を進められた。ただ、簡単には本塁を踏ませない。四回は四球と安打で無死一、三塁とされたところから、いずれもフォークボールを決め球に3者連続三振で切り抜けた。

 六回に二死から連打を許して降板。救援の押し出し四球で1失点が記録されたが、先発の役割は果たした。

 メンドーサ監督は今季、「我々の目標は、彼が投げ続け、1年間健康を維持できるようにすることだ」と語り、千賀のシーズンでのフル回転を期待している。この日は今季自己最多の102球を投じた。指揮官の思いに応える粘投だった。(平沢祐)

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