「打てないボールがはっきりしてきた」巨人助っ人キャベッジにまつわる"不安材料"を球界OBが指摘 チームの新4番候補

2025年5月15日(木)18時22分 ココカラネクスト

キャベッジはチームの主軸として活躍が期待されている(C)産経新聞社

 まもなく交流戦に突入。また開幕からここまで走り続けてきた今季の助っ人たちのパフォーマンスに関しても球界内から考察の声があがっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は13日までに自身のYouTubeチャンネルに「【助っ人外国人評価】久しぶりの当たり助っ人!!「外の変化球の対応が素晴らしい!」巨人キャベッジは"これからが厳しくなる…"高木が高く評価する野手助っ人は?」と題した動画を更新。今季の野手の助っ人陣に関して独自の視点で考察を加えている。

【助っ人外国人評価】久しぶりの当たり助っ人︎「外の変化球の対応が素晴らしい!」巨人キャベッジは”これから厳しくなる…”高木が高く評価する野手助っ人は?

 その中で巨人のトレイ・キャベッジに関しても触れている。

 開幕戦から圧巻の2試合連続弾など好パフォーマンスを残したキャベッジに関しては「いいスタート切ったな」としながら、これからが勝負とした。

 理由としては「打てないボールがはっきりしてきた」として、投手陣に「奥行きを使われると弱いなと思うんだよね」とコメント。具体的な球種に関しても「チェンジアップとかね」と指摘してみせた。

 実際にキャベッジは「4番・右翼」で先発した14日の広島戦(マツダ)でも6回二死一、二塁の好機に大瀬良大地のチェンジアップを振らされて中飛に倒れている。

 さらにストライクゾーンが「人より1枠広い」ことで、どうしても「振りたがる」傾向もある中で高木氏も「これから勉強じゃない 我慢するときが来ると思う」と日本の野球を学んで、結果に結び付けていく必要があるとした。

 一方でチームにとってキャベッジの打棒がより重要性を増している。

 主砲の岡本和真の長期離脱が決まる中、貴重な長打力を持つスラッガーとして、どうしても期待の目が向けられる。

 高木氏も巨人の浮上は「キャベッジ次第というところはある」としながら、今後ウイークポイントを攻められる可能性もある中で、「ヘッドスピードも速いし ボールも引き付けられる ボールを見ようとおもったら見れる選手」として、十分、対応も可能とした。

 動画内では他球団の助っ人たちについても考察を加えている。

 キャベッジといえば、23年には3Aでトリプルスリーも達成と現在のチームの危機にも立ち向かう姿勢を示している。開幕から2戦連発と圧巻のパフォーマンスは多くの人々の関心を呼んだとあって、今後も注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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