照ノ富士親方20キロ減も 「現役時代より膝が痛い」初の親方トークショーで語る

2025年5月16日(金)16時44分 スポーツ報知

国技館にある相撲博物館でトークショーを行った

 大相撲初場所で現役を引退した元横綱の照ノ富士親方が16日、東京・墨田区の両国国技館での「親方トークショー」に初めて臨んだ。現役時代の晩年は両膝のケガを抱えて土俵に上がっていたが、引退後も状態は癒えていないことを明かし、ファンを驚かせた。

 照ノ富士は思わず苦笑した。「体重は20キロ減ったものの、現役時代より今の方が膝がとても痛い。筋肉量が落ちてるからだと思う」と明かした。周囲から引退後は体の負担が軽くなると言われていたが、現在も痛みと戦う。それでも大関から序二段に転落し、這い上がった男は「ここ2週間は調子が良い。走ろうかな」と前を向いた。

 断髪式の日程は今後発表する。断髪後はちょんまげにした弊害で「髪形を整えるのが難しい。だからまずはAI(人工知能)に聞いてみる」と予想外の回答。夏場所について親方は、弟子である全勝の東前頭7枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)に注目。「伯桜鵬は教えたことをすぐにできるとても器用な力士。足腰も非常に柔らかく、運動神経が良い」と期待。トークショーの経験はあまりなかったというが、約40分間ファンを魅了し続けた。

スポーツ報知

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