【リーグワン】議論呼ぶ登録規定変更 東京ベイ・前川GMは「決定を尊重」

2025年5月16日(金)19時29分 スポーツニッポン

 ラグビーリーグワン東京ベイの前川泰慶GMが16日、千葉県船橋市で報道陣の取材に応じ、日本選手の出場機会を増やすためにリーグが26〜27年シーズンから登録規定を変更することについて、「リーグの決定を尊重したい」と受け止めを語った。

 新たな登録規定では日本代表資格がある「カテゴリA」が、日本出身や日本で義務教育期間を6年以上過ごした「A1」と、それらの条件を満たさない「A2」に細分化され、A1は8人以上の同時出場が求められる。留学生として来日してリーグワンでプレーしている海外出身選手の多くがA2となるため、現状で主力に多くのA2選手が含まれる東京ベイが受ける影響は大きい。

 A2には例外規定もあり、日本代表キャップを30以上持つ選手は、海外出身者でもA1となる。この条件を満たすのはリーチ・マイケル(BL東京)らわずか3人しかおらず、「30」をめぐっては侃々諤々の議論が交わされたという。昨年7月から分科会の一員として改定作業に関わってきたという前川GMも「僕としては10でいいかなと思ったが、通らなかった。一度の投票では決まらなかった」と明かした。

 国籍や7人制代表のキャップ数を規定に反映させたい思惑を持つチームもあったものの、リーグの意向で議論の俎上に上がらなかったという。様々な議論を呼んでいる、今回の登録規定の変更。リーグでは2シーズンはこのルールで運用し、その後に見直しの協議を行うとしている。

スポーツニッポン

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