巨人・泉口友汰が規定打席に到達 打率.306でいきなりセ界4位にランクイン
2025年5月5日(月)21時29分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—10阪神(2025年5月5日 東京D)
巨人の泉口友汰内野手(25)が5日の阪神戦(東京D)で4打席に入って今季打席数を「96」とし、ここまでのチーム規定打席に到達。打率.306(85打数26安打)でセ・リーグの打率ランキング4位にいきなり顔を出した。
チームは5回までの1—1接戦から終盤に大量失点して1—10と今季2度目の2桁失点で大敗。打線も今季最少の3安打に終わったが、そのうちの1安打を放ったのが泉口だった。
泉口は3回の第2打席で4試合連続安打となる右前打を放って二走・ヘルナンデスを三塁に進め、ヘルナンデスは若林の犠飛で先制のホームを踏んだ。泉口はこの日、4打数1安打だった。
大阪桐蔭、青山学院大、NTT西日本を経て2023年ドラフト4位で巨人入り。新人だった昨季は66試合に出場して打率.201(164打数33安打)、1本塁打、9打点だった。
開幕前には3番・吉川尚輝内野手(30)、4番・岡本和真内野手(28)の自主トレーニングに志願して参加。打撃力を磨いた。
そして、迎えたプロ2年目。開幕こそ2軍スタートとなったが、4月4日に出場選手登録されると、門脇誠内野手(24)の打撃不振もあって4月9日のDeNA戦(横浜)で「8番・遊撃」に入って今季初スタメンとなった。この試合でいきなり今季1号を含む2安打を放ち、4月13日の広島戦(マツダ)からは「1番・遊撃」に定着した。
ともに自主トレを行った吉川の打率は.312でセ・リーグ2位、岡本は.308で同3位。泉口は2人に次いで同4位となった。また、甲斐が.301で7位、若林が.293で8位と8位までに巨人勢5選手が入っている。
なお、打率.140(43打数6安打)と打撃不振の門脇はこの日、プロ3年目にして初の2軍降格となっている。