巨人・戸郷翔征 今季初勝利へ今季初の150キロ超え連発! 今季初トゴタクで3回まで無安打投球

2025年5月5日(月)18時44分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人—阪神(2025年5月5日 東京D)

 巨人の戸郷翔征投手(25)が5日に出場選手登録され、同日の阪神戦(東京D)で今季4度目の先発登板。今季初めて大城卓三捕手(32)とトゴタクバッテリーを組み、初回から今季初となる150キロ超えを連発するなど3回まで無安打無失点と順調に立ち上がった。

 2年連続で開幕投手を務めた戸郷だが、開幕から3戦未勝利の0勝2敗&防御率11.12という不振で、4月12日に出場選手登録抹消。2軍調整を経て復帰マウンドに上がった。

 4月29日に1軍練習へ合流した際には「やっと帰ってきました。登板日も決まって月曜日に投げるので。結果を残すしかないので金曜日に戻れるように、なんとか結果を求めてやっていきたいなと思います」「久しぶりに燃えてます」と意気込みを語っていた戸郷。

 その気合の入った言葉通り、初回、1番・近本に投じた初球がいきなり151キロを計測し、今季4戦目にして初めて球速が150キロを超えた。

 この初球で近本を遊ゴロに。2番・中野は四球で塁に出したが、中野の打席では152キロを計測した。3番・森下は151キロ直球で遊ゴロ併殺。結果的に3人で初回を立ち上がると、大きく「フーッ」と息をついた。

 2回は4番・佐藤輝を中飛、5番・大山を空振り三振、6番・前川を捕邪飛に打ち取り、3者凡退。大山は152キロ、151キロ、152キロで3球三振に斬って取った。

 3回は7番・坂本を三ゴロに仕留めると、8番・小幡と9番・富田はともに150キロ直球で連続三振。序盤の3回を無安打無失点と順調に立ち上がった。

 ▼杉内投手チーフコーチ ボールがしっかり指にかかっていて非常に強い球が投げられている。打者1人1人と勝負していくなかで、ストレートは強く、変化球は低く投げることを徹底してほしい。戸郷らしいピッチングを期待したいね。

スポーツニッポン

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