ムエタイ界の至宝・吉成名高がボクシング転向に言及「いい選択肢」 京口紘人YouTubeで
2025年5月16日(金)17時28分 スポーツニッポン
ムエタイ界で最強の称号であるラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇王者の吉成名高(24=エイワスポーツジム)が、ボクシング元世界2階級王者・京口紘人(31)のYouTube「京口紘人 Hiroto Kyoguchi」に出演。将来的なボクシング転向を示唆した。
ファンの質問に答える形で、京口から「ボクシング転向はありますか?」と聞かれた吉成は「ずっとムエタイでやってきて、ムエタイでやりたいことが残っている状態で、それを達成したときに、次やりたい目標、チャレンジしたいって思ったとき、ボクシングって凄くいい選択肢だと思っている」と明かした。
キックボクシングでは現WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)や那須川天心(帝拳)らのボクシング転向が話題となった。
本場タイではボクシングと両立するムエタイ選手は多いが、吉成が転向すればムエタイの頂点を極めた王者としては日本初。武居や天心を上回る注目を集めそうだ。
京口に「階級と戦いたい相手」を聞かれると、吉成は「普段56キロくらいなのでフライ級かなと思っている。ボクシングのフライ級には今強い選手が多い。アマチュアから上がった選手がたくさんいる」と話し、転向プランもただのリップサービスではないところを示した。
京口が「拳四朗選手とか?」と、現WBA、WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗(BMB)の名前を挙げると、「そうですね。(強さを)感じたいですね」と目を輝かせた。