大谷翔平 42試合スパンで大リーグ史上初の快挙達成 米データ会社紹介「このような選手は他にいない」
2025年5月16日(金)16時50分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース19—2アスレチックス(2025年5月15日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の1試合2発を含む5打数2安打6打点の大暴れでチームの勝利に貢献した。
試合直後にグラウンドでインタビューに応じた大谷は大勝に「終始、いいオフェンスで素晴らしかったなと思います」とうなずいた。そして自身のボブルヘッドデーでの活躍に「たまたまだと思いますけど、こうやってお客さんが入ってくれる中で、勝てるっていうのは選手にとってもうれしいことなので、いつでもボブルヘッドデーじゃなくても頑張りたいと思っています」と語った。
大谷は昨年8月28日のオリオールズ戦で愛犬デコピンとコラボレーションしたボブルヘッド人形配布日に本塁打。今年も昨季MVP獲得を記念し、ボブルヘッド人形が配布された4月2日のブレーブス戦で3号サヨナラアーチを放っており、これでボブルヘッド配布試合は“3試合連発”となった。
2打席連発、1試合2発はともに今季初めてで15本塁打はフィリーズ・シュワバー、ヤンキース・ジャッジと並んで両リーグトップタイに浮上した。5月はこれで8発目で、シーズンに換算すると年55発ペース。自己最多だった54本塁打の昨季を上回るペースで量産している。
試合は大谷だけでなく打線全体が大爆発。初回にマンシーが2戦連発となる3号2ランを放って勝ち越しに成功すると、3回は大谷だけでなくパヘスにも8号3ランが飛び出した。6回にはアウトマンにも2号ソロが生まれるなど、5発を含む18安打で今季最多19点を奪って大勝し、連勝でカード勝ち越しを決めた。
米データ分析サイト「オプタ・スタッツ」は公式Xで大谷にまつわるデータを紹介。大谷はここまで42試合に出場して15本塁打、10盗塁、45得点、25四球の成績を残しており「MLBの歴史上、シーズン中のどの時点においても42試合でこのような数字を達成した選手は他にいない」と大リーグ史上初の成績を残していることを伝えた。