「ええ選択!」岡田阪神の「選手再生法」がファンから支持される理由

2023年5月17日(水)13時20分 ココカラネクスト

選手起用が支持されている岡田監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 首位の阪神は16日の中日戦(豊橋)に9−4と勝利。14安打9得点の猛攻で今季初の5連勝を飾った。

 勢いづく打線の中でひときわ存在感を示したのは佐藤輝明にもあった。先のDeNA戦で1試合2発放ったことも記憶に新しいが、この日は2点リードの5回無死一、二塁から左中間へ適時二塁打をマーク。自身4試合連続となる打点をあげ、リーグ単独トップとなる23打点目をマークした。

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 先発の村上頌樹は5回に石川昂弥に3ランを献上するなど不安定な投球となったが、打線の援護もあり3勝目をあげた。

 助っ人のノイジーもこの試合では来日初の4安打をマークするなど、猛虎打線を印象づける戦いとなったが、直近では岡田監督の先を見据えた起用も話題を集めている。

 チームでは先発ローテーションの一角を務めていた西純矢が中継ぎに配置転換となることが決まった。

 先発した14日のDeNA戦(甲子園)では、2勝目を挙げたものの、5回11安打4失点と乱調。岡田監督は試合後に配置転換を示唆していた。今季はここまで4試合に先発して2勝2敗、防御率5・59の成績だった。

 西純といえば、「未来のエース」ともいわれ、150キロ超の球威ある直球と落差のあるフォークのコンビネーションが持ち味。一方で投球が単調になりがちなきらいはあり、打ち込まれるパターンが続いていた。

 現状はチームの先発陣にも余裕があることで、中継ぎとして投球時の力の配分を学んだ上で、この先の大事な戦いでチームに必要なピースとして戻ってくることを期待する狙いがあるようだ。

 そして、この配置転換に関してネット上では早速「ええ選択!」「ロングリリーフでも使えるし、チームの選択肢が広がる」と岡田監督の判断を支持する声が上がっている。

 守護神の湯浅京己を欠く中、終盤のリリーフ陣を厚くすることにもつながるとあって、先を見据えた起用に好感が高まっている。

 一時は貧打線にあえいでいたチームも勢いがついてきた。元々投手陣はいいだけに、投打がかみ合えば、さらに上昇気流をつかみそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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