浦和―FC東京 微妙な判定相次ぐ ボザ「ボールが当たったか自分でも分からない」

2025年5月17日(土)20時56分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第17節 浦和3—2FC東京(2025年5月17日 埼玉スタジアム)

 浦和はFC東京に3—2で逆転勝ちした。後半アディッショナルタイムに決勝点が決まった劇的な一戦は微妙な判定が相次いだ。

 前半9分、安居が相手MF遠藤を倒してPKを献上。故意に倒れたようにも見えるシーンだったが、VARでも覆らずFWマルセロヒアンに決められて先制を許した。1—1の前半アディッショナルタイムにはDF萩原がペナルティーエリア内で倒されたが、ノーファウルの判定だった。

 最大の混乱が訪れたのは1—2の後半35分だった。右サイドからのクロスをDFホザがヘディングシュート。ゴール前に流れたボールを最後はMF松本が押し込んだ。ボザがボールに触れていれば、松本はオフサイドだったが、VARでボザの頭がボールに当たっていないと判定されてオフサイドはなし。試合が再開されようとしたところで、今度は松本のハンドの判定をめぐるVARが入った。ボールを押し込んだ部位は腕のように見えるが、最終的にハンドはなし。約8分の中断の末に得点が認められた。

 決勝点が生まれたのは11分と表示された後半のアディッショナルタイムの3分。MF松本が胸とラップからの右足ボレーで試合を決定づけた。試合後にボザは同点弾のシーンを振り返り「非常に速いシーンだったので、自分でもボールが当たったのかどうかは、よく分からない。ゴールの方に振り向いたらボールがゴールネットを揺らしていたので、喜ぶしかなかった」と振り返った。

スポーツニッポン

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