ヤクルト・石山 99セーブ! 100セーブ&100ホールドのダブル大台王手 高津監督「本当に信頼」

2025年5月18日(日)5時30分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ ヤクルト7−6DeNA(2025年5月17日 神宮)

 ヤクルトが1点リードで迎えた9回。連敗ストップの期待を背負って石山がマウンドに上がる。わずか7球で危なげなく3者凡退で締めくくり。通算99セーブ目を手にして“大台”に王手をかけたが、自身の記録より「連敗していたので勝って良かった」とチームの勝利を心から喜んだ。

 13年目にして「燕の守護神」に返り咲き、ここまで9セーブ、防御率1・26と抜群の安定感を誇る。4月5日の中日戦では1イニングで3者連続3球三振の「イマキュレートイニング」を達成。歴代2位となる通算286セーブの高津監督も「本当に信頼を置いている」と賛辞を惜しまない。18日のDeNA戦で先発する球界最年長左腕・石川は同じ秋田県出身。尊敬する大先輩の登板日に通算100セーブ&100ホールドを達成する可能性が出てきた。(重光 晋太郎)

【先発復帰の茂木 値千金3ラン】

 ヤクルトは、打線が終盤に意地を見せ、激しい打ち合いを制した。6回まで3—5と劣勢だったが、7回に茂木が右翼に5号3ランを放って一時逆転。同点に追いつかれた直後の8回には、1死二塁で代打・宮本の右翼線への適時二塁打で勝ち越しに成功した。茂木は前日の試合を体調不良で急きょ欠場。一夜明けで先発出場し「チームに迷惑をかけたので」と奮起した。今季5本塁打のうち4本を神宮で放ち「声援のおかげ」と感謝した。

スポーツニッポン

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