【オークス・浅子の特注馬】桜花賞馬エンブロイダリーは距離延長がカギも、モレイラ騎手のコメントから対応可能か

2025年5月19日(月)11時0分 スポーツ報知

エンブロイダリー

◆第86回オークス・G1(5月25日、東京競馬場・芝2400メートル)

 牝馬2冠を狙う桜花賞馬エンブロイダリー(牝3歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)は、1週前追い切りでタイセイフェスタ(4歳2勝クラス)の直後を追走し、直線では強めに追われて先着した。もっと楽に引き離すと思っていただけに動きは少し地味に見えたが、時計は6ハロン81秒3—11秒2と十分なものだった。

 跳びがきれいなだけに馬群でもまれるような形は本来、良くない。現に昨年のサフラン賞は5着に敗れている。それだけに同じような展開になりながらG1を制した前走の桜花賞は価値があった。美浦で取材をしていても「あの馬は強い」と評価している競馬関係者は多い。

 1600メートルでG1を3勝したアドマイヤマーズを父に持つ血統や、スピード色が強いレースぶりからも2400メートルがポイントになるが、桜花賞の追い切りに騎乗した際にジョアン・モレイラ騎手は「ベリーリラックス。コントロールも利きながら前向きさもあった」と頼もしいコメントを残している。レーゼドラマを除くライバルにとっても未知の距離となるだけに、操縦性に問題がないのであれば対応できる可能性は十分。当週の取材感触を含めて印は考えるが、有力候補であることには間違いない。(浅子 祐貴)

スポーツ報知

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