関学大V残った!148キロ右腕・坂本が魂の満塁斬り「志望届出す」故障から復活で夢挑戦

2025年5月19日(月)15時4分 スポーツニッポン

 ◇関西学生野球春季リーグ第6節1回戦 関学大3—2近大(2025年5月19日 皇子山)

 関西学生野球で雨天順延となっていた第6節1回戦が19日に行われ、関学大が近大に3—2で競り勝ち、今節を1勝1敗とした。

 計4投手の継投策でリードを死守した。3—1の9回には、抑えの最速148キロ右腕・坂本安司(4年)が登板。3四球1安打を許して1点差に迫られるも、2死満塁から空振り三振を奪って試合を締めた。

 「今日は直球が走っていた。絶対に負けられない試合だったので、何とか抑えようと思って投げました」

 2年春に最優秀投手とベストナインを受賞。しかし、その後は故障に苦しみ、昨秋リーグ戦は防御率6・38(18回13失点)と本調子を取り戻せずにいた。

 そして迎えた今春から救援に転向。ここまで7試合に登板するフル回転で再び輝きを取り戻している。

 大学卒業後の進路については「プロ志望届を出したい。故障でダメになったと言われたくない」と言及した。

 昨年に春秋連覇を達成した同大学は、負ければ優勝の可能性がなく一戦だった。1点差の勝利で3季連続優勝の可能性を残し、本荘雅章監督は「他力優勝しか残っていないが、自分たちの野球ができるように1週間準備をしたい」と意気込んだ。

スポーツニッポン

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