【バレーボール】西田有志、今夏の代表活動は帯同しない方針「何かあった時に動ける準備はするけど...」
2025年5月19日(月)18時30分 スポーツニッポン
バレーボール男子日本代表の西田有志(25=大阪ブルテオン)が19日、今夏の代表活動には帯同しない方針を示した。
前日にアジアチャンピオンズリーグを戦い終え、この日はパナソニックアリーナで開催された大阪ブルテオンのファン感謝デーに参加。多くのファンと触れ合った。
その後に報道陣の取材に対応。4月に発表された日本代表メンバーに入り、6月から始まるネーションズリーグの登録メンバーにも名を連ねた中、新たに指揮を執るロラン・ティリ監督(現大阪ブルテオン監督)とコミュニケーションを図っていることを明かした。
「“行かない”という話をしました。ティリさんと話して、何かあったときに自分が動ける準備はしておくけど、何もないことが一番なので。その中で“30人のリストから外れると招集をかけられない。どうしても入れたい”とティリさんに言っていただけたので、そこの準備はしているけど、できる限り、自分の中では行かないという形ではあります」
ずっとチームと代表を掛け持ちして戦い続け、パリ五輪後に代表活動を一時的に休養することを宣言。その意思は変わることなく、今オフは体のメンテナンスも含めて自分と向き合う。西田の思いをティリ監督も理解しており「必要としたら来るという約束をしてくれた。でも、最初は休ませて、体をつくっていくという形にしたい」と語った。
長いシーズンを終え、まずは休養する予定ながら「休むといっても1、2週間ぐらいで、そこから動き始める。活動する時間に関しては、日本代表の時とあまり変わらない」という。今オフは基本的に日本代表と距離を置くものの「(休養は)1年だけと言っているので、1年後にしっかりとチームの力になれるように準備をしています」と西田。パワーアップして再び日の丸を背負う。