「完全に見失っていた」ドジャース指揮官 初回キム・ヘソンのミスに言及 中堅起用はエドマン負担減のため
2025年5月20日(火)14時42分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース5—9ダイヤモンドバックス(2025年5月19日 ロサンゼルス)
ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で投手陣が9失点と崩れ、今季初の4連敗を喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は初回の“守乱”に言及した。
初回、先発・ドライヤーが安打と四球で1死一、二塁のピンチを招くと、相手4番・スアレスが右中間方向へフライを打ち上げた。平凡な打球と思われたが、中堅手キム・ヘソンが打球を見失って捕り損ね、右翼手T・ヘルナンデスとの間に落ちた。
記録は二塁打となり、その間に二塁走者・マルテが生還。これで1死二、三塁にすると、続くネーラーのニゴロの間にも2点目を奪われ、初回から2失点する展開となった。
試合後、指揮官はこのプレーについて「完全に見失っていました。トワイライトの影響かもしれませんが、とにかくボールが見えなくなった。あれは不運でした」とキム・ヘソンが打球を見失ったと指摘した。
また、キム・ヘソンを中堅、エドマンを二塁でスタメン起用した理由について「昨日、エドマンがセンターを守ったので、彼の足首に負担をかけないようにしたかったのです」と説明。
「全力疾走することで再び痛める可能性があったので、連戦の2日目に負担を軽くしたかった。明日は休ませる予定です」と右足首の故障から復帰したエドマンの負担を減らすためだったとした。