ド軍26歳右腕は「ハイブリッドな役割で起用」投手陣崩壊の“苦境”を救う貴重な存在「理想的には2、3イニング投げること」
2025年5月21日(水)6時0分 ココカラネクスト

カスパリウスはドジャース投手陣で貴重な存在だ(C)Getty Images
ドジャースの26歳右腕であるベン・カスパリウスについて、ドジャース専門メディア『Dodger blue』が先発ローテーションの一角ではなく、ブルペンに残すと報じている。
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5年1億8200万ドル(約277億円)で契約し、先発ローテの柱として期待されたブレイク・スネルは負傷者リスト入りするなど、同メディアは「ドジャースは、オフシーズン中に先発投手陣に多額の投資を行ったにもかかわらず、再び先発投手を探している状況に陥っている」と指摘している。
ただ、「ドジャースは、ローテーションの最後の一角をランドン・ナックに託し、カスパリウスをブルペンに残すことを決定した。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、カスパリウスを1イニングでも複数イニングでも投げられるハイブリッドな役割で起用したいと述べた」と伝えている。
指揮官は「理想的には2、3イニング投げることだと思う」と話したといい、「ドジャースは、複数イニングを投げるリリーフ投手の役割は、先発投手の最後のポジションを埋めるよりも難しいと考えている」と記している。
ドジャースは先発の頭数が少ないだけでなく、エバン・フィリップス、ブレイク・トライネン、カービー・イエーツ、マイケル・コペックらリリーフ陣にも負傷者が出ている。それだけに、カスパリウスのような複数イニングを任せられる投手は貴重な存在で、チームに欠かせない役割を担っている。
今季はここまで先発1試合を含む15試合で4勝0敗3ホールド、防御率3.26の成績。背番号「78」が、ケガ人を多く抱えるドジャースを救う存在となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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