スタッド・ランス伊東純也がリーグアンで1位に！日本代表選外の可能性も

　スタッド・ランス所属の日本代表MF伊東純也が、攻撃面のスタッツでリーグアン1位に。所属先ではFW中村敬斗、DF関根大輝とチームメイトだが、チームの今季成績次第では移籍の可能性があるほか、2部入れ替え戦と国内カップ戦決勝に臨む過密日程の影響もあり、6月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合の日本代表に招集されない可能性もあるという。

　伊東は2024/25シーズンのリーグアンで33試合に出場し、4ゴール3アシストをマーク。中村とともに攻撃陣の中心選手として活躍した。海外メディア『Squawka』は5月中旬、リーグアン公式戦でのチャンス演出回数ランキングを公表したが、これによると伊東は85回でリーグ1位に。2位のFWラヤン・チェルキ（オリンピック・リヨン）に8差をつけているほか、FWウスマン・デンベレ、MFイ・ガンイン（ともにパリ・サンジェルマン）に大差をつけている。

　ただ一方で、ランスはリーグアンのレギュラーシーズンを16位で終了。自動残留ラインから勝ち点1差で2部入れ替え戦に回ることになった。そのメスとの入れ替え戦は21日と30日に開催されるが、25日にはフランス国内カップ戦の決勝（対パリ・サンジェルマン）を控えている。

　また、伊東は4月下旬に行われたリーグ戦で負傷交代。左足首の靭帯に問題がなかったとして数日で復帰したが、それでもなおコンディションが万全でない可能性も。一部では6月の代表戦に招集されない可能性もあるという。

　そんな伊東はランスとの契約を2026年6月まで残しているが、同クラブが2部へ降格するとなれば、北中米W杯参戦を見据えて、欧州5大リーグ所属クラブへ移籍する可能性も。現時点で他クラブからのオファーや関心は報じられていないが、同選手の去就に注目が集まりそうだ。