東京ヴェルディ出身の藤本寛也に「長期にわたる問題」バーミンガム移籍に影響か

2025年5月21日(水)6時4分 FOOTBALL TRIBE

藤本寛也 写真:Getty Images

 東京ヴェルディ出身のMF藤本寛也は、2024/25シーズン限りでポルトガル1部ジル・ヴィセンテを契約満了により退団する見込み。MF岩田智輝擁するバーミンガム・シティなど複数クラブからの関心が報じられているが、移籍先決定に時間を要する可能性があるという。


 英メディア『ギブミースポーツ』は5月20日に「バーミンガムは藤本に興味を示しているが、すぐに契約が成立するわけではない」とリポート。すでに藤本を獲得候補にリストアップしているものの、記事では「彼の移籍は負傷のため頓挫している。ポルトガル1部リーグ戦ラスト3試合を欠場している。彼は長期にわたる問題を抱えており、それが移籍の遅れの原因になっている」と、コンディション不良が去就に影響を与えているとの見解を示したのだ。


 現在25歳の藤本は、2020年8月に東京Vからジル・ヴィセンテへ移籍して以降、5シーズンにわたりポルトガルでプレー。2024/25シーズンはリーグ戦30試合の出場で5ゴール5アシストをマークし、通算180試合以上の出場で15ゴールと、ジル・ヴィセンテ所属選手で史上最多の公式戦出場記録を打ち立てた。


 そんな藤本の去就を巡っては、2024年1月に日本代表MF守田英正所属スポルティングCPからの関心が取りざたされたほか、2023/24シーズン終了前にザンクトパウリの獲得候補と報じられたものの、実現には至らず。しかし、ポルトガル1部リーグでの実績が評価され、2025年夏はバーミンガムやポルトガル1部上位クラブが同選手の獲得に乗り出しているという。


 東京V時代の2019年に右膝前十字靭帯損傷、半月板損傷という大怪我を負うなど、過去に複数回負傷離脱を余儀なくされた藤本。この夏のステップアップ移籍、FIFAワールドカップ北中米大会出場を見据えた上での日本代表入りが期待されるだけに、シーズン終盤での負傷の深刻度が気になるところだ。

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