クロトーネ、最終節敗戦でセリエB降格決定…2年連続の“奇跡”ならず

2018年5月21日(月)11時26分 サッカーキング

ナポリに敗れたクロトーネ、18位でセリエB降格が決定 [写真]=NurPhoto via Getty Images

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 セリエA第38節(最終節)が20日に各地で行われ、クロトーネのセリエB(2部)降格が決まった。

 すでにヴェローナとベネヴェントが19位、20位でフィニッシュすることが決まり、降格枠は残り1つ。14位のキエーヴォ(勝ち点「37」)以下5クラブが残留を確定できないまま、ついに最終節を迎えた。

 勝ち点「35」で降格圏内の18位に沈むクロトーネが逆転残留を果たすためには、ナポリとのアウェイゲームでポイントを積み上げる必要があった。勝つか引き分けたうえで、他4クラブの結果を待つしかなかった。

 しかし、クロトーネは勝ち点を加えることができなかった。23分と32分に失点を喫して0−2で前半を終えると、後半アディショナルタイムに1点を返したものの、1−2と敗戦。セリエB降格が決まってしまった。

 なお、残留争いのライバルだった14位キエーヴォ、15位ウディネーゼ、16位カリアリ、17位SPALは揃って最終節で勝利を収めている。

 クロトーネは2015−16シーズンのセリエBで2位フィニッシュを遂げ、昨シーズンはセリエA初参戦を果たした。第29節を終えて19位に沈んだものの、残り9試合で6勝と急上昇を見せて17位まで浮上し、“奇跡”と称された残留劇を演じてみせた。だが、2年目の今シーズンは逆転での残留は果たせず、再びセリエBで戦うこととなった。

サッカーキング

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