【ロッテ】西野勇士 6回途中3失点降板で今季初勝利はまたもお預け
2025年5月21日(水)19時55分 スポーツ報知
6回途中、西野勇士(左)の交代を告げマウンドに向かった吉井理人監督(中)(カメラ・朝田 秀司)
◆パ・リーグ オリックス—ロッテ(21日・京セラD大阪)
ロッテ・西野勇士投手が、6回途中6安打3失点で降板し、今季初勝利はまたもお預けとなった。
昨季9勝を挙げた右腕は、今季は試合前時点で5試合に投げて0勝3敗、防御率3・86。この日はテンポのいい投球でスコアボードに「0」を並べたが、5回には1死から6番・杉本に左安、7番・野口に四球で1死一、二塁のピンチ。8番・若月を二飛で打ち取り、9番・大里に四球を与えて2死満塁とすると、1番・広岡に先制左前適時打を許した。
相手先発は今季無敗のエース左腕・宮城。打線は、3回に先頭・池田来翔内野手の左翼フェンス直撃の二塁打で出塁すると、四死球が絡んで1死満塁のチャンスメイク。だが、2番・藤岡、3番・藤原が連続三振に倒れて得点を奪えなかった。それでも、0—1の6回には、藤原恭大外野手の今季1号となる右翼ソロで同点に追いついた。
西野は6回に中犠飛と左前適時打を浴びて2点を失い、2死二塁の場面で2番手・八木と交代した。
チームは試合前時点で、5月はいまだに連勝がなく、月別成績は3勝11敗。借金は「10」で、チーム打率は12球団ワーストの打率2割3厘と苦しい状況が続いている。