【NBA】サンダー先勝!ナゲッツとの激闘から中1日も関係なし シェイ「後半はアグレッシブになった」
2025年5月21日(水)12時13分 スポーツニッポン
◇NBAプレーオフ西カンファレンス決勝・第1戦 サンダー114ー88ウルブズ(2025年5月20日 ペイコム・センター)
NBAサンダーは、20日(日本時間21日)に西カンファレンス決勝第1戦でウルブズと対戦。前半はリードを許しながらも、第3Qに逆転に成功して一気に突き放して先勝した。
レギュラーシーズン68勝と圧倒的な強さで第1シードを獲得したサンダー。1回戦は第8シードのグリズリーズに4連勝のスイープを飾った。しかしカンファレンス準決勝では第4シードだった2年前のNBA王者ナゲッツに苦戦を強いられた。先に王手をかけられて追い込まれたが、第6戦から2連勝を飾ってカンファレンス決勝へ駒を進めた。
対して第6シードでプレーオフに進出してきたウルブズ。1回戦では、第3シードだった八村塁が所属するレイカーズに4勝1敗でアップセットを起こした。カンファレンス準決勝では第7シードだったウォリアーズにも4勝1敗で2年連続となるカンファレンス決勝へ進出した。
両チームがプレーオフで対戦するのは、サンダーがソニックス時代だった98年以来27年ぶり。ウルブズのエースであるアンソニー・エドワーズ、サンダーのエースであるシェイ・ギルジャス・アレキサンダーの両選手はまだこの世に生まれてなかった。
サンダーはナゲッツとの激闘から中1日で臨んだ第1戦だったが、強さを見せた。第1Q開始早々にいきなり0—8のランでリードを許したが、その後は相手の反則を誘うなど上手く点差を縮めて、44ー48と4点ビハインドで前半を折り返した。
第3Qになると一気に反撃開始。17—2のランなどで逆転に成功。このクオーターは32—18と一気に突き放した。最終Qは残り7分でシェイがドライブインから3点プレーを成立させるなど、リードを守り切ってカンファレンス決勝で先勝した。
シェイは最多31得点9アシストの活躍でチームをけん引。そして今季プレーオフでは7度目の30得点以上5アシスト以上をマーク。これはサンダー史上初の記録となった。
▼シェイ・ギルシャス・アレキサンダー 前半はフリースローもレイアップも外していた。後半はアグレッシブにやって、自分たちがやってきたことを信じてプレーができた。ディフェンスをしてから走れるようになった。第2戦は自分たちも相手もアジャストして臨むことになる。7戦シリーズだけど毎試合勝ちにいきたいけど、まだ自分たちにたくさん仕事がある。