【NBA】ペイサーズ死闘の延長戦制して先勝!最大17得点差ひっくり返す大逆転 NYファンを黙らせた

2025年5月22日(木)12時16分 スポーツニッポン

 ◇NBAプレーオフ 東カンファレンス決勝・第1戦 ペイサーズ138ー135ニックス(2025年5月21日 マジソン・スクエアガーデン)

 NBAペイサーズは、21日(日本時間22日)に東カンファレンス決勝第1戦でニックスと対戦。第4Qに“エース”タイリース・ハリバートンの同点ブザービーターシュートで延長戦突入。1点を争う死闘の延長戦を制して最大17点差をひっくり返す大逆転で先勝した。

 第4シードのペイサーズは、1回戦でバックスに対戦成績4勝1敗で勝利。カンファレンス準決勝では、レギュラーシーズン64勝の圧倒的な強さを誇った第1シードのキャバリアーズを相手に対戦成績4勝1敗にアップセットを起こして、2年連続となる東決勝の舞台に勝ち進んだ。

 対して第3シードでプレーオフに進出してきたニックス。1回戦では、第6シードのピストンズを対戦成績4勝2敗で勝利。カンファレンス準決勝では昨季王者セルティックスと対戦。対戦成績4勝2敗で25年ぶりに東決勝に駒を進めた。

 ペイサーズは敵地で迎えた第1戦。試合開始から一進一退の攻防の中で、前半は62—69と7点ビハインドで折り返した。後半もなかなか勝ち越すことは出来ず、第4Qには最大17点差が開いた。

 しかし選手たちは諦めてなかった。残り51秒からアーロン・二スミスが3連続3Pシュートを決めて猛追。そして123—125の2点ビハインドで残り7.3秒。ハリバートンがボールを運んでドライブイン。フリースローラインから一気に3Pライン付近まで下がってブザービーターシュートが見事に決まった。一瞬逆転の3Pシュートに見えたが、ハリバートンが3Pラインを踏んでいたため2Pシュートで試合は延長戦に突入した。

 延長戦は1点を争う死闘を制して敵地で先勝した。

 ハリバートンはチーム最多31得点11アシストのダブルダブルでチームをけん引。そしてネスミスは驚異の8本の3Pシュートを決めるなど30得点を記録した。

 25年ぶりに東決勝に勝ち進んだニックスは、終始リードする展開だったが第4Qにペイサーズの猛追によって同点で延長戦に突入。エースのジェイレン・ブランソンが最多43得点、カール・アンソニータウンズが35得点の躍動を見せたが、1点を争う延長戦に敗れて第1戦を落とした。

 ▼タイリース・ハリバートン バスケットは面白いし、勝負は面白いね!本当にチームの忍耐力に敬意をはらいたい。本当に楽しかったよ。(第4Qブザービーターシュートについて)自分的には3Pシュートだと思っていた。あのレジー・ミラーのパフォーマンスを見たいと思っていたと思うけど、早く出し過ぎてしまった。時計がゼロになるまで戦い続けたけど、振り返ると修正しないといけない点はたくさんある。でも最後まで戦い抜いたチームをリスペクトする。

スポーツニッポン

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