宇佐美秀メイソン「成長できる環境」 武尊などとの練習で刺激!RIZIN初参戦「倒して強さを証明する」
2025年5月22日(木)12時32分 スポーツニッポン
RISEウェルター級王者の宇佐美秀メイソン(24=team VASILEUS)がスポニチアネックスのインタビューに応じた。RIZIN初参戦となる5月31日のRIZIN初韓国大会「RIZIN WORLD SERIES inKOREA」への意気込みを語った。
「自分の方が強いことを証明するために倒す」
メイソンは幼少期に兄・パトリックとともに父親の影響で空手を始め、しばらくすると格闘技から離れて15歳から20歳までカナダで過ごす。20歳で日本に戻り、改めて格闘技を始める。22年12月にキックボクシングデビュー。デビュー戦から初代K—1MAX王者のアルバート・クラウスに完勝の内容で判定勝利。24年12月には實方拓海を下して、RISEウェルター級王座を獲得した。
今年からONEで活躍する武尊や野杁正明が所属する「team VASILEUS」の一員となった。「自分より強い選手がたくさん居て、すごいと思う部分や勉強になる部分がたくさんあるし、さらに成長できる環境」と新しい練習環境を説明した。
その中で、現在ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者の野杁ともマススパーリングをすることがあるという。「ボコボコにされました」と苦笑いしながらも「野杁さんがONE世界王者になって、日本人が世界最強を証明してくれたので、自分もいつかはキックボクシングで世界最強を目指したい」と刺激を受けていることを明かした。
そして今回、初めてRIZINのリングに上がる。「日本格闘技といえばやっぱりRIZIN。世間一般の人も知って舞台なので、すごく有名になれる大舞台のチャンスだと思ってる」とRIZINの印象を口にした。
RIZIN初参戦の相手は、初代MAXFC王者で現KBC王者のジョ・サンヘ(韓国)。日韓現役王者対決となるが「相手は自分のレベルではない」と豪語した。「自分の方が強いことを証明するために倒す」と強気の言葉を並べた。
さらに今回はパトリックと兄弟参戦を果たす。「自分が先に戦うと思うので、しっかりいい勝ち方をしてお兄ちゃんに繋げたい」と最高のバトンを渡すことを誓った。
今年はRISE王者として迎えた1年。「今年は数多く試合したいと思っているので、しっかり全勝して、対戦相手のレベルもどんどん上げて、次のステージに繋げられるような試合していきたい」と意気込んだ。
最後に「格闘技ファンのみんなに見てて、面白いような試合を必ずします。僕も兄ちゃんもKOでしっかり勝つと思うので、応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。(酒井 卓也)