日本ハム孫易磊 支配下会見を両親も参加 小村勝球団社長も粋なプレゼント「喜んでいただけた」
2025年5月22日(木)14時35分 スポーツニッポン
日本ハムの育成2年目の台湾出身右腕・孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)が22日、支配下登録された。エスコンフィールドの会見場には右腕の両親ら家族も台湾から足を運び、日本ハムグッズに身を包んで会見の様子を見守った。
会見が行われる前には、小村勝球団社長兼オーナー代行が、契約書の必要事項を記入した際に使用した高級万年筆を両親にプレゼントする粋な計らいもあった。異国で奮闘する愛息の記念日に使用した万年筆とあり、両親は手渡されると大喜びしたといい、小村氏は「ご両親は契約の場にいられなかったので。喜んでいただけてうれしい」と笑顔を見せた。
高い潜在能力を持ち“台湾の至宝”と称されるが、まだまだ20歳の若者。慣れない環境で技術を磨く右腕に、小村氏は「違う国でやっていくのは本当に大変だと思う。体が凄く大きくなっていますね」とぽつり。父親のような目線で20歳右腕の心情を思いやり、今後の活躍を期待した。