阪神・藤川監督「大きな1勝」「毎日が紙一重」首位死守、連夜の延長戦で連敗脱出に手応え

2025年5月23日(金)23時5分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神3—0中日(2025年5月23日 バンテリンD)

 0—0で迎えた延長11回、近本が1死二塁から執念の中前決勝打を決めた。甲子園の巨人戦で連敗し、バンテリンドームでも今季3戦3敗と苦しい状況を頼もしいリードオフマンが打破した。首位陥落のピンチも切り抜けた藤川監督は「全員がゲームの展開の中で、きのう、おとといと展開は近いものがあったが、全員が総力で耐えながらですけど、こういう1勝は非常に大きい」とチームとしての粘りを評価した。

 なかなか1点が取れなかった試合。「総じて見ていると、ひとつ何かが突き破る、何かが抜けるまではすごく大変。どのチームもそうですけど、我慢のしあいですね。昔から一緒ですね。ナゴヤドームでドラゴンズと試合をするときは。選手たちの粘り強さ、これはやっぱり彼らをほめるべき。素晴らしかったですね」と藤川監督は強調した。

 中盤の再三のピンチを耐えた村上にも「うちの大黒柱のひとりですから。監督としては彼のああいう姿は心強いし、今の成績をみても当然。素晴らしい姿だった」と評価。勝ち星をつけることはかなわなかったが「毎日、紙一重のところで、選手はぐだっと疲れるようなゲームですけど、それが取れなくて、リリーフに負けがつく展開が続いていたので、展開としては持って来れているようなんだけど、(勝って)みんなちょっとホッとして、全然違いますね。リリーフ全員、投手陣全員で勝ちを拾ったということですから、(勝利投手の)湯浅も素晴らしいけど、つないできての展開ですから」と総力での勝利の意義を強調した。

スポーツニッポン

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