【高校野球】関東大会準決勝の展望 横浜29連勝で優勝を止めるのは専大松戸か、それとも...

2025年5月23日(金)16時54分 スポーツニッポン

 高校野球の春季関東大会準決勝2試合が24日、茨城・ノーブルホームスタジアム水戸で行われる。

 (1)横浜(神奈川)—専大松戸(千葉)

 注目は新チーム結成以来、公式戦27連勝中の横浜が、どこまで連勝記録を伸ばすか。主将・阿部葉太(3年)の出場はまだないが、今春センバツでは登板のなかった池田聖摩(2年)が初戦の作新学院(栃木)戦で2回途中からロングリリーフで好救援するなど新たな面も見せている。

 横浜は打線も2試合で打率・667の奥村凌大(3年)を始め、小野舜友(2年)、今村稀翠(3年)らが好調で、安定した得点力を誇る。

 対する専大松戸は関東屈指の激戦区・千葉を1位で勝ち抜けてきた実力校。主軸を担う牧野大瑚(3年)は春季千葉県大会から関東大会準々決勝まで7試合中5試合で打点を挙げる勝負強さを見せる。右打者だが右投手を得意としているのも今大会は織田翔希(2年)、池田ら右腕が主戦となっている横浜には脅威だ。

 投手陣は右投手の育成にはとくに定評のある持丸修一監督の下、伊藤怜(3年)、黒田隼(3年)、田中昇之介(3年)の右腕3人が2試合で失点2という安定感を見せている。

 (2)健大高崎(群馬)—山梨学院(山梨)

 昨秋の関東大会、今春センバツと王者・横浜を苦しめた健大高崎が“ストップ・ザ・横浜”の一番手か。エース・石垣元気投手(3年)は今大会初戦の東海大菅生(東京)戦で最速156キロをマークするなど成長を見せている。

 健大高崎は今大会2試合で失点1(自責0)と盤石。準々決勝・習志野(千葉)戦では石垣聡志(1年)が公式戦デビューし、3回1失点と勢いを付けた。

 山梨学院は準々決勝で神奈川大会では横浜と延長タイブレークまで競った東海大相模(神奈川)を6—2で破ってベスト4に進んだ。今大会2試合で13得点は4強の中で最多だ。

 注目は東海大相模戦で5打数4安打と大暴れした横山悠(3年)。今春センバツでも2試合8打数3安打2打点と大舞台での強さも見せた。そのバットが健大高崎の強力投手陣を崩せるか、注目だ。

スポーツニッポン

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