中村紀洋氏「力み」打球が飛ぶか飛ばないかを決める、もう一つの大きな要素

2025年5月23日(金)20時5分 スポーツニッポン

 近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が9日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。視聴者からの質問に答える形で、打球がどれだけ飛ぶかを左右する重要な要素について語った。

 視聴者からの質問はメジャーを含め飛ぶボール、飛ばないボールについて見解を求める内容だった。その一つに「気候」を挙げた上で、心理面の影響が大きいことも指摘した。

 日本のプロ野球でも使用球が“飛ばない”と言われた時期があった。「飛ばないボールだと思っているから、みんな力んでしまう。力まずに打ったのは、おかわり君だけです」と2011年に48本塁打でタイトル獲得した西武・中村剛也を挙げた。「みんなが力んでフォームを崩していく中で、一人だけマイペースで打っていた。心理的なものの影響は大きい。ホームランバッターはいかに力まないか。球場の大きさも影響します。狭かったら力まない」と解説した。

 ここで好きだった球場を問われ「東京ドーム」と即答。「(東京ドームでホームランを打つのは)簡単です。力がいらない。タイミングさえ合わせればいい。だから3連戦は本数を稼ぐチャンスで“打てる球こい!!”と思っていました。でも看板に当てたろうと力んだかな」などと振り返った。

スポーツニッポン

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