ソフトバンク・近藤 実戦復帰し即バックスクリーン右へ豪快弾!!ウエスタン阪神戦で

2025年5月24日(土)6時0分 スポーツニッポン

 腰の手術と右太腿裏の違和感からの復活を目指すソフトバンクの近藤健介外野手(31)が23日、ウエスタン・リーグの阪神戦(SGL)で実戦復帰した。「2番・右翼」で出場し、3回の第2打席で中越えソロを放つなど、3打数2安打1打点1四球で途中交代した。27日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)からの1軍合流へ視界良好だ。

 これが昨季パ・リーグMVPの打棒だ。敵地SGL初のナイター開催で復帰初戦の近藤が貫禄を示した。0—0の3回無死で迎えた第2打席。阪神・伊藤稜がカウント1—1から投じた130キロのカットボールを捉え、バックスクリーン右に突き刺した。復帰初戦で文句なしの一発。「大丈夫ですね。(手術した腰も)問題なくできているかなと思います」とうなずいた。

 初回1死の第1打席ではカウント2—2から4球連続ファウルで粘り、9球目に甘く入った131キロのカットボールを右前にライナーで運んだ。安打2本はともに変化球だったことに触れ「真っすぐを捉えられていないのは課題かなと思いますけど、結果は良かった」と修正ポイントを語った。守備機会はなかったが、初回に三塁まで進んだ走塁も軽やかにこなした。「(守備は)打球の一歩目を切るだったり、怖さもなかった。ある程度走れましたし、大丈夫」と表情は明るい。

 今季は開幕前から苦難が続いた。3月下旬に腰の痛みを訴え、28〜30日のロッテとの開幕3連戦には出場したが、31日に登録抹消された。4月2日に「外側型腰椎椎間板ヘルニアの摘出術」を受け、競技復帰まで2〜3カ月を要する見込みと診断を受けた。実戦復帰した14日の3軍戦では右太腿裏の違和感を訴えて予定より早く1打席で交代。再びアクシデントに見舞われるも翌15日から打撃練習を再開し、この日いきなり結果を出した。松山2軍監督は「ちょっと格違い」と絶賛した。

 2軍戦にはもう1試合出場し、27日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)での1軍復帰が濃厚だ。「大丈夫だという自分の中での確信だったり、確認ができたらいい」と近藤。主役が間もなく戦列に加わる。 (杉浦 友樹)

スポーツニッポン

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