【阪神】佐藤輝明、あるぞ左翼で初スタメン!ヘルナンデスを三塁起用で“奥の手”解禁か
2025年5月25日(日)11時53分 スポーツ報知
佐藤輝明
◆JERAセ・リーグ 中日—阪神(25日・バンテリンドーム)
阪神・佐藤輝明内野手が左翼で初先発出場する可能性が出てきた。24日の同戦で代打安打を放ったヘルナンデスをスタメンで使う場合、三塁起用が有力なため。打線の活性化へ、藤川監督が勝負の攻撃的オーダーを組むのか注目だ。
佐藤輝は今カードの23日の試合前練習から外野守備をこなしているが、この日は左翼の守りに就いて入念にフェンス際の打球などを確認。左翼に足を運んだ筒井外野守備兼走塁チーフコーチと話し合う場面もあった。レギュラーシーズンで外野を守れば、22年10月2日のヤクルト戦(甲子園)の「6番・右翼」で出場して以来966日ぶりとなるが、左翼となれば初めてだ。
三塁が主戦場の佐藤輝だが、外野守備と強肩に定評があり、今春キャンプではシーズンを見据えたオプションとして外野ノックも受けた。3月15日のカブスとのプレシーズンゲームでは「2番・右翼」で出場した。
チームは正左翼手で期待した前川が不振で2軍調整中。そのため、左翼は日替わりの選手起用を続けてきたが、決め手に欠くのが実情だ。打撃が期待の新助っ人のヘルナンデスに現状打破を託すなら、三塁起用が基本線だけに、佐藤輝を左翼に回す“奥の手”が解禁されることになる。