「3勝3敗で乗り切れたのは大きい」首位・阪神の“粘り強さ”を球団OBが称賛!過酷な6連戦で光った右腕の貢献も強調「復活しいい仕事をしている」

2025年5月27日(火)16時10分 ココカラネクスト

復活した湯浅の奮闘も目立った(C)産経新聞社

 開幕から混戦が続いているセ・リーグでは、藤川球児監督率いる阪神が5月最終週の戦いを前にして首位に立っている。前週には巨人、中日を相手に、甲子園とバンテリンドームを舞台に6連戦を戦った。

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 僅差で首位争いを演じているライバルの巨人には1勝2敗と本拠地で負け越すも、中日には2勝1敗で勝ち越し。また、敗れた3試合がいずれも1点差ゲームとなるなど、阪神の粘り強さが目立った。さらに、巨人戦初戦では才木浩人が完封勝利を収め、また23日の中日戦は5投手による無失点リレーで延長戦を制するなど、リーグ屈指の投手陣のクオリティも見せつけている。

 そして、熾烈な首位争いが続く中で6連戦が五分の勝敗に終わったものの、その戦いぶりを手放しで称賛する球団OBからの声も伝えられている。

 現役時、阪神を含め4球団に在籍し、通算129勝をマークした下柳剛氏が、自身のYouTubeチャンネル『柳に風』を5月26日に更新。20日からの6連戦における阪神の試合内容についてコメントしている。

 動画の中で下柳氏は、各試合の結果に触れながら、「湯浅(京己)が復活していい仕事をしていることで、リリーフ陣の厚みが増してきた」と述べており、さらに「(中日戦では)イニング跨ぎでも投げた」と続け、この1週間で2勝を記録している右腕の活躍ぶりを評した。

 他にも、24日の中日戦で2イニングを投げた岩貞祐太の名前も挙げ、リリーフ陣のパフォーマンスに賛辞を送る下柳氏は、「苦しい中で1点差ゲームも多かった」と振り返る。その上で、巨人3戦目からデーゲームを戦った中日2戦目の試合内容や日程に触れ、「延長戦を戦い移動、翌日も延長戦になり、その次の日はデーゲームと、選手の皆さんお疲れさまです」と表情を崩し、労いの言葉をかけていた。

 その上で、「本当に過酷な中、みんなが頑張ってこの1週間を3勝3敗で乗り切れたのは大きい」と印象を語っている他、「延長戦ばかりだったが、イニング跨ぎをした投手もおり、リリーフ陣も多く起用された」として、厳しい環境を乗り切った経験が、「これから先につながっていくのでは」と期待を寄せた。

 阪神は27日からDeNA、広島と再び6連戦を戦う。2チームとも、僅かのゲーム差の中で首位の座を競う相手だけに、引き続きチーム一丸となる戦いが求められる。夏場に向けさらに勢いに乗るためにも、ここからの踏ん張りがシーズンを進める上での大きなカギとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=VfqzAqlLMpM】

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