横浜Mが12試合&70日ぶり勝利で8連敗阻止!首位鹿島下しての2勝目にサポ涙 選手安ど「ほっとした」

2025年5月25日(日)16時6分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第18節 横浜M3ー1鹿島(2025年5月25日 日産スタジアム)

 最下位に沈む横浜F・マリノスが12試合ぶりに白星を挙げ、連敗を7で止めた。首位の鹿島に3—1で勝利し、3月16日のG大阪戦以来、70日ぶりとなる今季2勝目で8連敗を阻止。成績不振により解任されたスティーブ・ホーランド前監督(55)の後任として指揮するパトリック・キスノーボ監督(44)はリーグ戦5試合目で待望の初勝利となった。

 横浜Mが長いトンネルからようやく抜け出した。まずは前半4分にDF永戸だ。FWロペスのシュートが相手守備にブロックされた後、こぼれ球を見逃さい。ペナルティーエリア左から右足シュートで今季初得点となる先制弾を放った。

 さらに同13、27分にはFWマテウスがネットを揺らし、今季4得点目。3点リードの同36分に失点したが、3—1で前半を終えた。

 後半は鹿島に攻め込まれる時間帯が続いたものの、GK飯倉ら守備陣が粘り強く対応し、歓喜の瞬間につなげた。

 もがき苦しむチームは21日の神戸戦から新戦術を披露。これまでのボール保持重視のつなぐスタイルではなく、ロングボール多用や相手の背後を狙う戦術に切り替えた。戦術変更2試合目となったこの日もGK飯倉がロングフィードで敵陣にボールを送り込み、攻撃の流れをつくった。

 93年のJリーグ発足時に加盟した10クラブで降格経験がないのは横浜Mと鹿島だけ。「オリジナル10」対決の同カードはJリーグ発足の93年から32年間唯一、J1を舞台に戦い続けてきた。「宿命の一戦“The CLASSIC”」と題した名門対決を制し、ここから残留へ浮上していく。

 ▼DF永戸勝也 ほっとしています。ファン、サポーターには申し訳ない気持ちだった。何とかここから上がっていくんだという試合にしたかったので、勝ててよかった。(先制点は)前節も思い切って打ったらいいところに行った。今日もその気持ちで打ったらいいところに飛んでくれた。苦しかったし、なんとかしたかったが、なかなか結果がでなかった。ここで慢心せず、次の勝利をつかめるように日々頑張っていきたい。僕たちはまだまだやれる、これからも応援お願いします。

 ▼キスノーボ監督 最高の気分です。どうやってチームを立て直すか、どのようにチームの方向性を決めるかということをやってきた。選手は全てを捧げてピッチ上で表現してくれた。ここで止まることなく次の試合に向けて準備していきたい。最高の結果だが、これからも続けていくことが大事だと思う。

スポーツニッポン

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