横浜M永戸が貴重な先制弾 利き足とは逆の右足シュートで「迷わずに打つことがいいコースに跳ぶ」
2025年5月25日(日)20時34分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第18節 横浜M3ー1鹿島(2025年5月25日 日産スタジアム)
最下位に沈む横浜F・マリノスが12試合ぶりに白星を挙げ、連敗を7で止めた。首位の鹿島に3—1で勝利し、3月16日のG大阪戦以来、70日ぶりとなる今季2勝目で8連敗を阻止。DF永戸勝也(30)が今季初得点となる貴重な先制弾を放った。
永戸が連敗脱出への扉を開いた。前半4分だ。FWロペスのシュートが相手守備にブロックされた直後、こぼれ球に反応。ペナルティーエリア左から利き足とは逆の右足シュートでゴール右下に突き刺した。
今季初ゴールが貴重な先制弾。チームの3連続得点へつながり、試合後はお立ち台の上で「きっかけをつかんで、ここから上がっていく試合にしたかったので良かった」と喜びをかみ締めた。
利き足とは逆でも強烈なシュートを打つ力強さも持ち味で「(これまでも)右足で(ゴールを)決めているので。右足に苦手意識は持ってない。迷わずに打つことがいいコースに飛ぶ」と納得の表情。チームは試行錯誤が続くが、「本当にここからだと思う。今日勝ってホッとしたけど、“まだまだだな”っていう気持ちはみんなが持ってると思う。ロッカールームでもそういう雰囲気だったので満足せず、いいものを出せるようにする」と誓った。