J1最下位の横浜M・中山社長「苦しい状況で...ベクトル合わせながら」 現状の受け止め語る

2025年5月24日(土)19時0分 スポーツニッポン

 J1最下位に沈んでいる横浜F・マリノスの中山昭宏社長(57)が24日、神奈川県横須賀市のクラブハウスで取材に応じ、7連敗中のチーム状況について受け止めを語った。

 「苦しい状況でやらなければならない我々のサッカーをみんなでベクトルを合わせながらやっている。それが前回の試合(21日の神戸戦)で少し見ていただけたと思う。(チームとして)目指す姿、今やらないといけないサッカー(のスタイル)を話し合いながら進めている」

 今季リーグ戦1勝5分け10敗と苦しんでいるチームは前節・神戸戦で新戦術を披露。これまでのボール保持重視のつなぐスタイルではなく、ロングボール多用や相手の背後を狙う戦術に切り替えた。パトリック・キスノーボ監督の指揮の下、あす25日はホームに鹿島を迎え、さらなる戦術の浸透で連敗脱出を目指す。

 西野努スポーティングダイレクター(SD、54)は9日、過密日程で臨む今月計6試合を「ホーム4試合全勝、ミニマムでも3勝」と具体的に“ノルマ”を示していたが、ホーム2試合を残して1勝も挙げられてない。中山社長は「数字がどうこうというのを追いかけているわけではないので、一つ一つ試合をやっていくことは変わらない」と語った。

 この日はグラウンドで全体練習を見守った。ホーランド前監督からパトリック・キスノーボ監督体制となり「(チームの雰囲気が)変わった」と言う。

 93年のJリーグ発足時に加盟した10クラブで鹿島とともに降格経験のない名門が立たされている、かつてない窮地。中山社長は「結果が出てないことを受け止め、今やっていることにみんなで向かっていく」と話した。

スポーツニッポン

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