横浜Mキスノーボ監督、鹿島戦へ「とにかく成長し続けることに重きを置いている」 神戸戦の手応え強調
2025年5月24日（土）18時44分 スポーツニッポン
J1最下位に沈む横浜F・マリノスは24日、神奈川県横須賀市のF・マリノススポーツパークで全体練習を行い、あす25日の首位・鹿島戦（日産スタジアム）に向けて調整した。
パトリック・キスノーボ監督は練習後の取材に応じ「相手がどうこうというより、我々がとにかく成長し続けることに重きを置いている」と語った。
前節・神戸戦ではロングボール多用や相手の背後を狙う新戦術を披露。試合後会見では「自分が見る限り、今夜の試合は今シーズンのベスト」と語っていたが、この日も「自分が見た中では今シーズンでベストの試合だと思っている」と改めて強調した。具体的に成長している点は「アグレッシブさ」と言い「（以前）より出ている」と手応えを語る。
7連敗中に対し、相手は7連勝中と勢いは対照的だ。FW宮市が右太腿裏肉離れ、DF諏訪間が右足股関節靱帯（じんたい）損傷と診断されるなど離脱者も相次いでいる。指揮官は「誰かが抜けたら誰かが埋める。そこで埋められるか、そこで（ポジションを）取っていくのか」と奮起に期待しながら「いきなり、今日や明日で劇的な変化はできない。少しでも成長しながら、次の試合でも継続する」と語った。
