大谷の先頭打者弾で「チームに活気が戻ったと...」ド軍監督「それ以上は何もできなかった」逆転負けに落胆
2025年5月26日(月)12時33分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース1—3メッツ(2025年5月25日 ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場。相手先発・千賀滉大投手(32)からメジャー初本塁打となる18号先頭打者アーチを放つなど4打数1安打もチームは逆転負けで連敗を喫した。試合前にはライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、23年9月の右肘手術後初めて打者と対戦した。
試合後、デーブ・ロバーツ監督はライブBP後に本塁打を放ち、二刀流復活へ歩みを進めた大谷に「シムゲームなどの負荷の影響は分からないが、引き続き注視していく。彼が打席に立って、しかも同じ国の選手で友人である投手からホームランを打ったことで、チームに活気が戻ったと思った」と振り返った。
ただ、打線は大谷のソロによる1点に終わり「残念ながら、それ以上は何もできなかった」と肩を落とした。
そして、この日の敗戦を振り返り「今夜は打撃のアプローチが先日、ピーターソンと対した時と比べて格段に良くなったと感じました。ただ、それが身を結ばなかった。重要なのは、クリーンな野球をし、良い攻撃のアプローチをしなければならないということ。なぜなら、強いチームと対戦した際には、良い投手陣が揃っている。我々の勝機はずっと小さくなり、アウトが増え、上位打者よりも他の打者に打席に立つ機会が増えることになる。翔平は5打席立てなかった。メッツは良いプレーをし、ダブルプレーもいくつか決めたので、強いチームと対戦する時はすべてのこと本当に重要になる」と3併殺と好機をつぶした打線に注文を付けた。