【ラグビー】同大、22―26で近大に逆転負け 春季トーナメント2回戦で終了間際にトライ献上
2025年5月26日(月)12時13分 スポーツニッポン
◇関西大学ラグビー春季トーナメント(2025年5月25日 近大グラウンド)
2回戦で昨季リーグ戦6位の同大は同3位の近大と対戦し、22—26で逆転負けを喫した。
1回戦でIPU環太平洋大を88—5で下し、迎えた2回戦。先制トライを許すも、同12分にボールを右に展開して最後はWTB隅田誠太郎(2年=東福岡)がトライを挙げる。同16分にはラインアウトからモールを組んでトライを挙げ、さらに同27分にはHO荒川駿(3年=東海大大阪仰星)のトライで17—7とした。前半終了間際にトライを許し、17—14で折り返した。
後半に入って1本ずつトライを挙げて22—19となり、その後は膠着(こうちゃく)状態が続く。だが、終了間際に攻め込まれ、後半ロスタイムも5分が過ぎたところでトライを献上。土壇場で逆転を許した。この結果によって4強には勝ち上がれず、5—8位決定戦に進む。
過去にリーグ優勝48度、大学選手権で4度の優勝を誇る同大は23年度、8校制となった64年度以降では同校初となる7戦全敗で過去ワーストの最下位に沈んだ。昨季は開幕5連敗を喫しながら、ラスト2試合で2連勝。6位に浮上して入れ替え戦を回避した。
巻き返しを期す今季は、新たに同校OBで摂南大のFWコーチを務めていた永山宜泉新監督を招聘。新主将にはSO大島泰真(4年=京都成章)が就いた。