【ラグビー】京産大が明大に逆転勝ち LO石橋チューカらがトライ 広瀬佳司監督「自信になる」

2025年5月25日(日)19時4分 スポーツニッポン

 ◇第54回京都ラグビー祭 京産大22—21明大(2025年5月25日 たけびしスタジアム京都)

 京産大が明大と対戦し、22—21で逆転勝ちを収めた。

 京都ラグビー祭で京産大が明大と戦うのは初めて。昨季の大学選手権4強同士の対戦となり、どちらも現時点のベストメンバーで臨んだ。

 京産大は風下の前半に苦戦。15分にCTB平翔太(4年=東福岡)に先制トライを許すと、同27分にもトライを献上する。我慢の時間が続き、0—14で折り返した。

 だが、後半に入ると8分にFL平野龍(4年=札幌山の手)が反撃のトライ。同16分にはLO石橋チューカ(3年=報徳学園)が相手の防御網を突破してインゴールに飛び込んだ。その後に1トライを許したが、同31分にはNo・8シオネ・ポルテレがトライを返し、キックも決まり19—21とした。

 迎えた後半ロスタイム、ゴール正面で相手が反則すると、ショットを選択。これをCTB神拓実(2年=東福岡)が沈め、土壇場で試合をひっくり返した。

 18日の早大との練習試合では後半に圧倒されて14—50と大敗。元日本代表の広瀬佳司監督は「明治に対して80分間、自分たちのやることをやり続けようと話していた」と語る。

 「この2試合は春の目玉にしていて、しっかりとやりたいなと。自分たちのやるべきことを早稲田にどれだけできるかをやって、前半はできたけど、後半できなくなった。(今日は)80分間やろうと。今日はやってくれた。春の試合でも、スコアで上回ることが精神的な自信にもなる」

 昨季は4年生の主力が多かったことから、多くのメンバーが入れ替わった。今季は主将制ではなく10人のリーダー制でスタートし、現在も継続している。関西王者奪還、そして悲願の日本一に向け、ひたむきに戦っていく。

スポーツニッポン

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