湘南が新潟に今季初の逆転負け 日本代表初招集の湘南DF鈴木淳之介は見せ場つくれず
2025年5月25日（日）18時43分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第18節 湘南1—2新潟（2025年5月25日 デンカビッグスワンスタジアム）
6月のW杯最終予選2試合に臨む日本代表に初招集された湘南の21歳DF鈴木淳之介は定位置の3バック左で先発したものの、持ち味を発揮する場面は少なかった。
空中戦を含む高い対人能力や最後列からの軽快な持ち上がりに定評があり、今季チームのフィールド選手で唯一、リーグ戦全試合に先発している。この日は開始間もない前半6分、自陣で相手のトラップを奪い、素早く攻撃につなげた。後半21分には左サイドでのオーバーラップから中央にクロスを上げたものの、相手GKにキャッチされた。
1点リードの前半31分には自陣ゴール前でのこぼれ球に新潟FW谷口海斗に一瞬早く反応され、目の前で同点弾。後半26分には自陣ゴール前中央で相手ボールを奪うべく、一時的に空けた左サイドから勝ち越し点を許す苦しい展開となった。同35分には3人の選手交代に伴いボランチに一列上がったものの、流れを変えることはできなかった。
湘南はリーグ戦今季初先発だったFWルイス・フェリッピの鮮やかなロングシュートで前半20分に先制も、新潟に反撃を許して今季初となる逆転負け。山口智監督は「結果が全て。この悔しさを全員が受け止めてやらないといけない」と語った。
