大谷翔平の実戦登板にロバーツ監督「見ていて楽しかった」「とてもエキサイティング」
2025年5月26日(月)7時29分 スポーツ報知
試合前に取材に応じるロバーツ監督(カメラ・安藤 宏太)
◆米大リーグ メッツ—ドジャース(25日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日午前8時10分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。約1年9か月ぶりの実戦登板となったライブBPでの投球を終えてスタメン入り。メッツは千賀滉大投手(32)が先発し、5試合ぶりの本塁打となる18号にも期待がかかる。
大谷は試合開始約4時間半前の現地時間午後2時30分にマウンドに上がると、ラッシング、金慧成らのべ5人と対戦して22球を投げ、安打性の当たりは1本のみで、2三振を奪って最速97マイル(約156キロ)をマークした。終始リラックスした表情を見せて、約1年9か月ぶりとなったマウンドを楽しんでいるようだった。
大谷が打者相手に投げるのは23年9月19日(同20日)の右肘手術後初めてで、最後の登板となった同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来641日ぶり。17日(同18日)に右肘手術後最多となるブルペンで50球の投球練習を行い、21日(同22日)にはブルペンでスライダーも解禁し、準備を整えてきた。
三塁ベンチ前で見守っていたロバーツ監督は「よかったと思う。見ていて楽しかった。彼自身も楽しんでいたように見えた。いい一歩だったと思う」と合格点を与え、「打者として見ることに慣れていたので、マウンドに立つ姿を見るのは違う。我々全員にとてもエキサイティングだった」と振り返った。