横浜M 安達亮コーチの退団&富山監督就任を発表「チームが苦しい状況にもかかわらず...感謝しております」

2025年5月27日(火)9時14分 スポーツニッポン

 J1の横浜F・マリノスは27日、安達亮アシスタントコーチ(55)が退任し、J2のカターレ富山の監督に就任すると発表した。兼任していたF・マリノススポーツクラブ・アカデミーグループ育成部長も退任となる。

 安達氏は現役時代にFWとして横浜フリューゲルスでプレー。現役引退後は93年から同クラブのコーチとして指導者キャリアをスタートさせ、U—17日本代表や神戸で監督歴を持つ。横浜Mではアシスタントコーチだけでなく、アカデミー育成部長を担当し、若手発掘や育成面でも手腕を発揮した。富山でも当時J3だった18〜20年に指揮しており、今回が5年ぶりの復帰となる。

 安達氏はクラブを通じて「このたび、横浜F・マリノスを離れカターレ富山の監督に就任することになりました」と報告。横浜Mは現在J1最下位と苦しんでいるが「チームが苦しい状況にもかかわらず、送り出していただいた横浜F・マリノスの懐の大きさに大変感謝しております」と謝意を伝えた。

 22年にはリーグ制覇に貢献。一方で、昨季のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACLE)は準優勝に終わり、今季は低迷でクラブ最大の武器である攻撃的サッカーを封印した戦術を強いられた。

 「2022シーズンのJ1リーグ優勝、アタッキングフットボールの継承の難しさ、ACLでの中東クラブとの力の差など多くの経験をさせていただきました。その中で最も印象に残っているのは、明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023マンチェスター・シティーFC戦です。練習開始からわずか数日、時差8時間の条件にもかかわらず、圧倒的な技術と戦術の差を目の前で見せつけられたことは衝撃でした」と安達氏。最後は「横浜F・マリノスは必ず世界で戦えるクラブになってほしいと心から願っております。お世話になりました。皆さんありがとうございました」と締めくくった。

スポーツニッポン

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