横浜M 12戦ぶり勝った!首位鹿島の8連勝許さず V弾の永戸「ここから上がっていく試合に」
2025年5月26日(月)4時45分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第18節 横浜M3—1鹿島(2025年5月25日 日産ス)
明治安田J1リーグは8試合が行われ、最下位に低迷する横浜Mは首位の鹿島に3—1で快勝し、クラブワーストだった連敗を7で止めた。
横浜Mが長いトンネルを抜けた。首位・鹿島から前半だけで3得点を奪い、3月16日のG大阪戦以来12試合ぶりの白星。連敗を7で止め、先制弾を放ったDF永戸は「きっかけをつかんで、ここから上がっていく試合にしたかったので良かった」と喜んだ。
6連敗を喫した17日の京都戦後、チーム全体で戦術を議論した。ボール保持重視ではなくロングフィードの多用や相手の背後を狙う戦いに切り替え、最大の武器だった攻撃的サッカー封印を決断した。
この日のパス成功数は鹿島の493本に対し140本でボール保持率も34%だった。試行錯誤は続くが、勝利が何よりの特効薬。MF喜田主将は「クラブとして考えながら進んでいくことが大事」と言い聞かせた。