セルティックは3冠逃す スコットランド杯決勝でPK負け 無得点の前田は33得点でシーズン終了
2025年5月25日(日)2時1分 スポーツニッポン
◇スコットランド杯決勝 セルティック1—1(PK3—4)アバディーン(2025年5月24日 英国・グラスゴー)
セルティックはスコットランド杯決勝でアバディーンと対戦し、延長1—1で突入したPK戦に3—4で敗れて3連覇を逃した。
前半39分にオウンゴールで先制したが、後半38分にGKシュマイケルのオウンゴールで失点。ボール支配率77%、シュート数21—4と圧倒したものの、延長でもスコアは動かず、先蹴りのPK戦の死闘で競り負けた。1人目が失敗したセルティックに対してアバディーンは4人目まで全員が成功。セルティックは4人目の前田が決めたが、5人目が失敗して3—4で敗れた。プレミアリーグとリーグ杯に続く2季ぶりの3冠も逃した。
フル出場した前田は無得点に終わり、今季公式戦51試合に出場して33得点でシーズンを終了。古橋亨梧(現フランス1部レンヌ)が2022〜23年シーズンにセルティックで残した欧州主要リーグの日本選手公式戦シーズン最多得点34に1点届かなかった。4月20日のスコットランド杯準決勝セントジョンストン戦で2得点した際は公式戦6試合を残して記録更新が期待されていたが、その後は出場5試合で無得点と勢いが止まった。