京都はMF平戸が一発レッド 復帰したFWエリアスも負傷交代して正念場となる4位後退
2025年5月25日(日)18時16分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第18節 京都0—1東京V(2025年5月25日 味の素スタジアム)
京都が後半22分、MF平戸太貴(28)が東京V・MF森田晃樹(24)を踏みつけて一発レッド。0—0で拮抗していた試合が悪い方向に動き出した。チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督(56)は「アウェーでも勝ち点1でいいとは思ってなかった」と31分に復帰したばかりのFWラファエル・エリアス(26)を投入したが、これも裏目に出た。
エリアスは35分過ぎに苦悶の表情でピッチ外に出て左膝にテーピングを施して試合に戻ったが、43分に続行不能になり交代。試合も終了間際の東京V・MF新井悠太(22)のミドル弾に屈した。「エリアスはドクターチェックも聞いてやれると思って出した。あれが自分たちができる精いっぱいの戦い方。起きない方がいいアクシデントだったが、それもサッカーの一つ」と指揮官は厳しい表情で話した。
京都は21日のルヴァン杯・C大阪戦でFWマルコ・トゥーリオが退場処分を受けて2試合出場停止。31日のFC東京戦は平戸も出場停止で、エリアスの出場も絶望的だ。一時は首位に立った京都は4位に後退。正念場が訪れている。